インターンシップを実施しました
こんにちは。イーアールアイの相澤です。
2024年TOLICインターンシップに参画し、8/26~8/30でインターンシップを実施しました。
どのような内容を実施したのか紹介します。
「エアパッキンを効率的に定型サイズに切り出す治具」を開発してみよう
「エアパッキンを定型サイズに切り出す工程を改善する」という初めてのプログラム内容を行うこととしました。
実際に弊社社員が行っている、商品をお客様に出荷する際の梱包作業での困り事をインターン生がヒアリングし、それを解決する治具を実際に作ってみるという内容です。
今回はインターン生2名(1年生・4年生)が参加しました。
スケジュール、進め方について
1日目 オリエンテーション(会社紹介・実習計画説明など)
2日目 実習内容説明、構想検討
3日目 設計
4日目 調達・組立・検証
5日目 報告会レポート作成、練習、発表
※1日目と5日目はTOLICで実施となる為、弊社での実習は2日目から4日目の3日間です。
構想検討
最初にエアパッキンを切り出すデモンストレーションを社員が行い、インターン生に課題を見つけてもらいました。その課題の解決策を検討してもらいます。
既存技術の調査を行いながらまずは個人で検討を行い、その後検討結果を共有し合いました。
検討結果の中には、エアパッキンを切り出す治具の構想だけでなく、エアパッキン自体を変えるなど柔軟なアイデアもありました。
設計
共有した解決策の中から第1候補を決め、具体的な形状を設計していきます。
通常業務であれば3D CADで設計するところ、今回はレイアウトを手書きで行いました。
その為全体像を頭の中でイメージしなければなりませんが、2人で考えを共有し合い細かいところまで作りこんでいきました。
調達・組立・検証
調達する為にまず部品リストを作成しました。併せて部品費を算出してもらいます。
今回は、弊社最寄りのホームセンターで部品の調達をしました。
部品調達後、部品を最適なサイズに調整し組立てます。
完成した治具を実際に弊社社員が使用してみて、従来のやり方と比較して効率的にエアパッキンを切り出せるようになったのか、インターン生が時間を計って検証しました。
従来のやり方では慣れている人と不慣れな人でエアパッキンの切り出し時間に開きがありましたが、治具を使うことで不慣れな人も素早く定型サイズに切り出すことができるようになりました。
実は設計の段階では更に作業性を向上する機構も検討していたのですが、3日間という期間の為泣く泣くカットした機能もあります。
今回作成した治具でも十分な仕上がりでしたが、まだ改良の余地があることに驚きます。
3日間でここまで完成させたことにとても感心しました。
まとめ
今回は実際に作業できる時間が3日間と短かったですが、自分で構想検討を行い、それを形にできたことは学生にとって良い経験になったことと思います。
少しでもメカ設計に興味を持ってもらえたら幸いです。
5日間ありがとうございました。これからも自分のやりたいことに向かってがんばってください!